1. HOME
  2. ブログ
  3. シューズインクローゼットとは?|玄関収納の基本をわかりやすく解説

シューズインクローゼットとは?|玄関収納の基本をわかりやすく解説

新築やリフォームを検討する中で、「シューズインクローゼット(SIC)」を付けるべきか迷う方は少なくありません。
玄関がすっきりする一方で、「いらない」「後悔した」という声も見かけるため、本当に必要なのか判断が難しい収納のひとつです。
ここでは、シューズインクローゼットの基本から、後悔しやすいポイント、靴以外の活用方法までを整理し、暮らしに合うかどうかを判断できるよう解説します。

シューズインクローゼットの定義

シューズインクローゼットとは、玄関横や玄関奥に設ける収納空間で、靴を履いたまま出入りできる点が特徴です。
一般的な下駄箱のように「壁に付いた収納」ではなく、人が中に入って使う収納スペースであることが大きな違いです。

一般的な玄関収納との違い

下駄箱(シューズボックス)は、収納量が限られる代わりに省スペースで設置できます。一方、シューズインクローゼットは収納量が多く、動線も工夫しやすい反面、一定の面積が必要です。
「見た目重視か」「収納力重視か」によって向き不向きが分かれます。

なぜシューズインクローゼットが注目されているのか

近年は、ベビーカーやアウトドア用品など、玄関周りに置きたい物が増えています。
それらをまとめて収納でき、玄関をすっきり保てる点が評価され、シューズインクローゼットの採用が増えています。

シューズインクローゼットの収納力|何がどれくらい入る?

靴の収納

家族分の靴をまとめて収納できるため、玄関に靴が出しっぱなしになりにくくなります。
来客時でも玄関が散らかりにくい点は、大きなメリットです。

靴以外に収納できるもの

シューズインクローゼットは「靴専用」ではありません。
実際には、以下のような物を収納するケースが多く見られます。

  • ベビーカー・三輪車
  • 傘・レインコート
  • ゴルフバッグ・キャンプ用品
  • 防災用品・屋外用ストック

外で使う物をまとめて置けるため、室内を汚しにくくなります。

収納計画で意識したいポイント

可動棚を採用すれば、靴の高さや物量の変化に対応できます。
また、床置きスペースを確保しておくことで、大きな物の出し入れがしやすくなります。

間取りの考え方|シューズインクローゼットはどこに配置する?

玄関直結タイプ

玄関から直接出入りできるタイプで、来客動線と家族動線を分けやすいのが特徴です。
来客が多い家庭に向いています。

ウォークスルータイプ

「玄関 → シューズインクローゼット → 室内」と通り抜けられる動線です。
土間収納としての使い勝手がよく、家族の出入りがスムーズになります。

間取りで失敗しやすいポイント

通路幅が狭いと、出入りがストレスになります。
また、扉の開閉が重なると使いにくくなるため、引き戸の採用なども検討が必要です。
採光や換気を考慮しないと、暗く湿気がこもりやすくなります。

「シューズインクローゼットはいらない?」と言われる理由

玄関が狭くなる

収納を優先しすぎると、玄関そのものが窮屈に感じられることがあります。

物置化してしまう

「何を入れるか」を決めないまま作ると、整理されず物置状態になりがちです。

下駄箱で十分だったケース

靴の量が少ない家庭や、他の収納が充実している間取りでは、下駄箱だけで足りることもあります。

後悔しやすいポイント|シューズインクローゼットの注意点

① 湿気・ニオイ対策が不十分

換気がないと、湿気やニオイがこもりやすくなります。
換気扇や小窓など、通気計画は必須です。

② 動線が使いにくい

家族の出入りが重なると、渋滞が起きることがあります。

③ 収納量と広さのバランスが悪い

広さはあるのに使いにくい、または狭すぎて物があふれるなど、計画不足による後悔も多いです。

玄関が片付く理由|シューズインクローゼットのメリット

玄関が常にすっきり見える

生活感の出やすい物を収納内に隠せるため、玄関の印象が良くなります。

家族動線が整う

靴の脱ぎっぱなしを防ぎやすく、自然と片付く動線が生まれます。

外と中の中間収納として便利

汚れを室内に持ち込みにくく、衛生面でもメリットがあります。

シューズインクローゼットが向いている家・向いていない家

向いているケース

  • 家族人数が多い
  • 靴や外用品が多い
  • 子育て世帯・アウトドアが趣味

向いていないケース

  • 玄関面積に余裕がない
  • 収納量が少ない
  • 使い道が明確でない

シューズインクローゼットを成功させる設計ポイント

① 何を入れるかを先に決める

靴の量だけでなく、靴以外の収納まで具体的に想定することが重要です。

② 換気・明るさを確保する

換気扇や小窓を設けることで、快適に使える空間になります。

③ 収納棚は可変式にする

ライフスタイルの変化に対応できるよう、固定しすぎない設計がおすすめです。

まとめ|シューズインクローゼットは「暮らしに合えば最強の玄関収納」

シューズインクローゼットは、収納力と玄関の美観を両立できる設備です。
「いらない」「後悔した」と言われる原因の多くは、設計や使い方にあります。
靴以外の収納まで含めて考えることで、価値は大きく高まります。
自分の暮らしに本当に合うかどうかを基準に、採用を判断することが大切です。